2日後の急変

14歳半のオジー、例年通り動物病院にて狂犬病ワクチンを打ちました。
フィラリアの検査と健康診断のために採血もして、いつものように少し散歩して帰宅。
何事もなく過ごしていたのに、翌々日の夕食後から、急に体調不良になりました。
体調不良の様子
いつもなら夕食後からまったりとして眠りに入っていくけれど、その夜はずっと起きていました。
そしておトイレに行ったと思ったら何もせずに出てくる・・というのを繰り返し。
いつもより息も荒く、よだれが少し出て、たまに頭を前に出して、吐き気があるようでした。
歩き方もうんぴをするちょっと前みたいな、おしりをやや落とした感じで歩いて違和感があります。
そしておトイレに駆け込むけどやっぱり何もせずに出てくる。
お腹が痛いのかな?と感じました。
2年前のトラウマで心配
2年ちょっと前、部屋の隅に隠れたり、トイレに座り込んで動かないという時がありました。
その時は胆嚢が破裂寸前で、胆汁が漏出していて腹膜炎を起こしており、入院して注射や痛み止めをたくさん打って一命をとりとめたオジー。
数カ月後には胆嚢摘出手術も受けました。
だからオジーがおトイレ周りでウロウロしはじめると私も娘も「ドキーーーーッ!!」とするんですよね。
何かの病気の前兆ではないか?と。
とりあえず寝てみる
でも今回は、前回と少し違って目に光があるし、とりあえず寝てみようと一緒に寝室へ行きました。
布団に入って電気を消すと、わりとすぐに「すー、すー」とオジーの寝息が。
良かった、眠れないほど辛いというわけではなさそう。
その後は夜中と朝方におトイレに起きたけど、どちらもそのあとすぐまた静かに寝入りました。
翌朝は元気に!

翌朝のオジー
そして翌朝起きたときにはいつもの元気なオジーに戻っていました!
ちゃんとまったり落ち着いてるし、すぐ寝るし、朝ご飯も食べて、娘と一緒にガウガウ吠えながらおもちゃの取り合いをして遊んで。
あの体調不良は何だったんだろう・・?
老犬はワクチンに少し注意が必要かも
いつもと違ったことといえば「ワクチンを打った」「採血した」「エコーを撮った」ぐらいしかないんですよね。
ネットで調べてみると、狂犬病ワクチンは安全なワクチンだけれど、子犬や老犬には少し注意が必要とありました。
副作用はほとんどないけど、あるときは接種後すぐから48時間以内に起きることが多く
呼吸困難やアナフィラキシーといった重篤なものから、嘔吐、下痢、赤み、腫れといった軽症なものも。
オジーは吐き気と腹痛のようだったので、もしかすると狂犬病ワクチンの軽い方の副作用が出てしまったのかもしれません。
老犬になると免疫力や抵抗力が下がっているため、今まで大丈夫だったワクチンでも身体に負担がかかるのかも。
病院の先生に共有して、次回からのワクチンは少し様子を見るかもしれません。
元気になって良かった
なにはともあれ、オジーが元気を取り戻して良かったです!
2年前のトラウマでドキドキしましたが、これでまた、不測の事態に対する行動を考えるきっかけにもなりました。